<取材・文/e-Towns編集室 北風加奈>
<写真撮影/佐々木 聖紀>
取材、写真は2021年5月のものです。
運良く住職さんにお会いしてお話をお聞きすることができました。
お寺がこちらに移ったのは明治初期だそうですが
それまでは加茂の中心地(現在の加茂郵便局付近)にあったそうで、今でも跡地が残るその通りには「白蓮寺小路」と名が残っているそうです。
加茂の港の発展のため、中心道路を拡張する工事に伴って移ったのだそうです。
現在地は下のマップでご確認ください。
加茂の町は江戸時代1700年ごろまで火災が多く、その度にお寺も建て替えられたそうですが、
その中心部にあったお寺として「火防」の守神を祀っていたのだそうで
その像を見せていただきました。
静岡の秋葉様より分霊されたという烏天狗像
この時代に秋葉様へ詣でることが非常に大変だったことを考えると、どれだけの思いで分霊いただいてきたことか
うかがえると話しておられました。
とても立派な祭壇がありました。曹洞宗だそうです。