<取材・文/e-Towns編集室 北風加奈>
<写真撮影/佐々木 聖紀>
取材、写真は2021年5月のものです。
日和山?といえば酒田と思っていたので、
加茂にもその地名を見つけ行ってみたいと思いました。
やはり、船が行き来した港ですので、やはり日和をみるのに見晴らしの良い高台があるわけですよね。
日和山とは呼ばれているけれど、昔使われた方角石のようなものなどは見つかってはいない、とガイドさんがおっしゃっていました。
旧加茂小学校の裏手、海印寺へ行く途中に、
日和山の山道へ入る入り口があります。なんと山頂まで5分。
これはのぼらぬ手はありません。
山道は途中細いところあり、うっそうとしたところありで
ひとりでいくにはちょっとこわいところありましたが
小学校の裏手だけあって、以前は子供たちがロープを使って登ったりと遊んでいたもんだと聞きました。
花の咲くきれいな場所もあり、癒されながら行ってまいりました。
上からの眺めは
加茂の港が一望でき、荒崎灯台も見えます。
ちょうど加茂水産高校さんの実習のヨットもきて素敵な風景でした。
夕暮れ時もきれいかもともう一度夕方のぼってみました。
なかなか夕日の絶好ショット、とはいきませんでしたが
暮れなずむ港町は風情がありました。
昔、船をつないでいたという杭が夕日の中に見えました。今も残っているのはすごいですね。
ただ、帰りにまた山道を通らなければならないので
暮れてしまうと山道は非常に暗くて、見えず、危ないので、早めに降りました。
ご注意くださいね。
今後観光客のために展望台として整備されれば行きやすくなるかもしれません。