<取材・文/e-Towns編集室 北風加奈>
<写真撮影/佐々木 聖紀>
取材、写真は2021年5月のものです。
旧加茂小学校跡の建物から奥へあがったところにある海印寺。
加茂のビュースポットの一つである日和山へ登る入り口も途中にあります。
江戸時代1758年、庄内屈指の事業家、秋野茂右衛門(あきのもえもん)家が加茂に定住し、菩提寺として本堂などを整備したのが
この海印寺だそうで、本寺は鶴岡市馬場町にある正法寺だそうです。
階段をあがると、茂右衛門家の代々のお墓がある敷地が左手にあり、
正面に赤い屋根瓦が特徴の本堂があります。
海印寺のはじまりは、加茂に流れ着いた臨済宗の僧だそうで、鎌倉時代なのだそうです。
戦時中に回収されたのでしょう、境内の大きな鐘つき堂には鐘がなかったのですが、
その御堂の大きさで、大きな鐘があったんだなあと鐘がつかれていた当時のことを思いました。