地図
「鳥海山南テラス」の(元「産直ららら」が2020年春からリニューアルして変わりました)駐車場から歩いて行くと、
案内図があります。ライトアップの時期を書いている看板も。(例年はゴールデンウィークとお盆中に夜間、ライトアップを実施しています)
駐車場から約450mの遊歩道を7、8分ほど歩くと
行き止まりに滝があります。(滝でいただいたマップをのせておきます 。平成30年度版)
御嶽神社方面から行くルートと、東屋がある方面からいくルートに分かれています。
春には山桜が咲き誇ります。
桜の時期は例年4月下旬〜5月上旬
新緑は6月上旬からが鮮やかです。
写真は東屋のルートから↓
春、湿地には水芭蕉が咲きます。4月下旬〜5月上旬
御嶽神社のほうには由来などの看板があります。
落差63mという迫力でありながら、すっとした気品があります。
その名の通り、玉の簾のような流れ。
晴れた日の夕方近くに行くと虹がかかることもあります。
ライトアップは例年ゴールデンウィークとお盆期間中、日没から22時ごろまで実施しています。
2022年2月のライトアップ予定については最新情報を酒田市のページでご覧ください→酒田市 玉簾の滝ページ
※ライトアップの時間は午後6時から午後9時とのことです。
暗いので足元を照らすライトがあるといいと思います。(私が行った時には「鳥海山南テラス」さんで貸し出しのライトがありました)
氷瀑について
優しく清らかな玉の簾のような水の流れが一変して、冬には厳しい姿に。
1月から、2月の上旬にかけてみることができるという玉簾の滝の氷瀑。
つららのでき方や、見え方、規模などは毎年の気候によって変わるそうです。
「鳥海山南テラス」駐車場までの道路は土日祝日のみ除雪しているそうです。
(冬は「鳥海山南テラス」のところのトイレは1箇所だけ使えました)
駐車場から滝までの遊歩道、御嶽神社への参道は除雪がなく、前の人が通ったあとをたどって行きました。
長靴や、スノーシューを履いた方がいいと思います。
滝への道より(2018年2月10日取材)
玉簾の滝からの水が川となって流れていますが、雪が深い!
ところどころに水面が現れる、夏とはまったく違う景色です。
滝の高さが63mもあるので歩くに従って、その姿が見えてきます。
遠くから全貌をみても迫力があります。
春夏秋のやさしい姿とはうってかわって氷のベールをまとった女王のような姿の滝に圧倒されました。
普段は滝壺になっていて、水辺なので足を踏み入れることのできないところも
雪と氷のため歩くことができ、滝に接近することができました。この日は、氷がうっすら青く見えました。
空気が澄み、水の粒子が細かいからか、
普段、玉のような清らかな水をたたえる玉簾の滝ならではの冬の光景なのでしょう。
凍っていても水が流れています。
玉簾の滝 氷瀑の動画はこちらから→ IMG_5378
撮影の様子。滝と人との対比を見ると大自然の力強さ、寛大さを感じられると思います。
その滝の表情をとらえるべく、ポイントを探りながら撮影していきます。三脚も深い雪にうまって人も足をとられますが、足場をしっかり確認しながら撮ります。
こちらも滝に負けない気迫が必要です。
撮影に行かれる方、眺めに行かれる方は、周囲の状況に十分気をつけ、安全に
冬の眺めを堪能してください。
↓以下は2021年1月10日撮影 氷瀑の状態、時期は天候により毎年違いますので一期一会ですね。
(この記事内の写真スマホ撮影、文は北風加奈)